カンティヨン醸造所
度数5.0%
大麦麦芽、ホップ、小麦、酵母
ラベルからして衝撃的なこのランビック・ビールの代表格、ようやく味わうことができました。リンデマンスのあのビールの奥に感じられた酸味が前面に押し出され、さらに折り重なるように複雑な香り・味を感じました。鼻を近づけるだけでそれとわかる個性ある香り、口当たりの辛さ（からさ）は、ビールとは思えないほどです。酸味のためか、アルコールっぽさもほとんど感じられません…知らないうちに身体が温まってしまいました。強烈な個性が口の中を通り過ぎた後、30秒ほどすると柔らかな麦の香りが残ります。ほっとする瞬間です。輸入ラベルに貼られた賞味期限はなんと20年後…年月とともにどのように味が変化してゆくのでしょうか。想像しただけでワクワクしてしまいました。
世界の一流ビール500：p.100
マイケル・ジャクソンの地ビールの世界：p.86
ベルギービール大全<新>：p.46
ベルギービールという芸術：p.11
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